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はじめまして。伊那市を拠点に活動するマウンテンバイクで走る・遊ぶ・知る活動クラブ、代表の名小路（なこうじ）です。
2021年、伊那マウンテンバイククラブ（以下、INA MTB）として伊那市総合型地域スポーツクラブ（以下、伊那市GRSC）に所属し活動をスタートいたします。まずは立ち上げにあたり、沢山の経験と、活動にあたるためのアドバイスを下さいました白馬マウンテンバイククラブの皆様、伊那の自転車、マウンテンバイク、トレイルに関わる様々な皆様に感謝申し上げます。
きっかけは、当時小学３年生だった息子が「マウンテンバイク（以下、MTB）がやりたい」と希望を出してきたときに、母の私はママチャリすら持ってなく、MTBも知識しかありませんでした。パーク（マウンテンバイクで走るための専用コースがある造成された土地、もしくは公園）はどこも保護者同行が必須なので、私は頭を抱えたものでした。そこで探し当てた白馬のMTBクラブに片道2時間の道のりを通い、遊ぶこと・走ることを日常にできるようになりました。ただ、保護者がいなくてもいいクラブ活動を探し当てたのにもかかわらず、あまりにも楽しそうなので結局私もMTBで子ども達と一緒に走るようになってしまったわけなのですが…。
マウンテンバイクで走る場所は、基本山です。山は地主（個人であったり国であったり）の大切な持ち物です。縦横無尽に走るわけにはいきません。お互いの理解や約束事が沢山必要であるはずです。これはアウトドア全般に言えることで、狭い日本の国土では特に避けて通れない問題点です。そこを地域の同様な活動をされているみなさんと情報を交換しながら、そして走らない方々とも繋がりながら、双方気持ちよく活動できるような将来を作っていきたい。そのためにはMTBだけでなく、森と山を知ることが大切だと考えています。それらを含めて、子どもも大人も一緒に汗をかいて走って、飲んで、食べて、いろんな話をしながら「MTBを通じて山と森のことを知る」活動へとつないでいきたいと、伊那マウンテンバイククラブ設立へと至りました。
マウンテンバイクで遊び、
正しく、山と森を知っていく。
それが伊那マウンテンバイククラブの目指す将来像です。
ご興味のある方、お気軽にお問い合わせ、ご参加ください。
お待ちしております。
2021年3月
まだアルプスに残る雪を眺めながら早春の晩に
代表 名小路麻実子
